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UPS(Uninterruptible Power Supply)の導入

PCに限らず音響機器も含めて安定した質の高い電源を供給するときにオーディオ用の電源は正直ぽっ・・少々高いような感じがしますのでUPSの導入を考えてみます。

まず電源の障害には以下のものがあります。
UPSの3つの方式
1.常時商用給電方式
通常は商用電源(コンセントからの電源)を直接出力し、停電時にバッテリーからの出力に切り替えます。
このときバッテリーは直流なので交流に変換するためインバーターを通ります。
通常時はそのまま出力しているため、電源にサージや周波数変動が混入した場合でも、そのまま出力してしまうものもあるみたいですが、大体の製品はサージ保護およびノイズ・フィルタを通して出力していると思います。停電以外はインバータが停止していますので、低騒音で消費電力が少ないです。
停電時バッテリーとの切り替えに少し時間(と言っても4〜10ms)がありますので瞬時停電になります。
2.ラインインタラクティブ方式 常時商用給電方式に安定化電源機能を付加したものです。
停電以外の通常時にも電圧変動や周波数変動などノイズフィルタで除去できない入力波形を検出するとバッテリからの給電に切り替わります。
構造的に常時商用給電方式よりコストが高くなります。
停電時の切り替えは常時商用給電方式より速いです。
3.常時インバーター方式 通常時も常にインバータからの出力給電になります。
常にインバータが動作していますので消費電力が多いと言う欠点がありますが、インバータで一度交流電流を直流に変え、さらにインバータを通すことにより、交流に戻す方式(交流→直流→交流)を取っているので電圧変動にはまったく関係がなくノイズが流れにくいです。
停電時バッテリーとの切り替え時間が0という利点もあります。
常にインバータが動作しているために、“ジー”というインバータの騒音が若干ながらも発生し、また排熱も多く空冷ファンなどの装備が必須となりますので少々うるさいかもしれません。
もっとも高機能高信頼性ですが、コストはほかの方式に比べて高額になります。
インバータが常時動作しますので少々うるさいのですが、ほぼすべての電源障害を防げる常時インバーター方式のUPSをおすすめします。個人的におすすめなのは出力電圧を100Vから120Vまで1V単位で調整できる三菱電機のUPS(V Series)です。
0.7kVAで実売8万円程度(定価128000円)、1kVAで実売9万円強程度(定価148000円)になりますので安くはないですが。
三菱電機のUPSは周波数も変えられますので120V、60Hzにするとアメリカと同じ電源環境になりますね。

三菱電機 V Series UPS
http://www.mitsubishielectric.co.jp/frequps/freq/f_v_top.html

安価なUPSでは出力波形が正弦波(サイン波)でないものもあるようで、その場合音には良くないと思いますのでご注意ください。(常時商用給電方式のUPSではバックアップ電源稼動中(バッテリーからのインバーター出力)ほとんどのものは正弦波ではなく矩形波出力です。ただバックアップが働いているときは停電しているときですので、速やかに作業を中断された方が良いと思います。逆に最近の常時インバーター方式のUPSは正弦波出力以外のものを見たことがありませんので(ものによっては正弦波以外のものもあるかもしれません)高価なだけはあります。機器には正弦波の方が比べ物にならないぐらいやさしいので機器本来の性能を発揮できると思いますので出力波形が正弦波かどうかUPSを導入する際には確認されるのが良いと思います)

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