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WindowsXPお手軽チューニング

レジストリーの変更やサービスの停止は、最悪OSを破壊してしまうので、敷居が少し高いと思います。このページは、コントロールパネルからできる、これだけはやっておきたいDAW向けチューニングをご紹介したいと思います。なおSP2以降で、セキュリティセンターなどを停止させていますが、Microsoftの推奨から外れますので、DAW専用ではない場合は、あまり行わない方が、良いかもしれません。

なおコントロールパネルは、クラシックビューに切り替えてください。
各画像は、クリックすると大きな画像を表示します。

ライトコンバインを無効にする

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[画面]-[設定]タブです。もしくは、画面上のなにもないところで、右クリック-プロパティでも出せます。

2.左下(赤い囲いがあるところ)の詳細設定をクリック。

3.[トラブルシューティング]タブの「ライトコンバインを有効にする」チェックを外しOKを押します。

4.再起動の問い合わせがありますので、PCを再起動してください。

一般的には、ライトコンバインを無効にすると、パフォーマンスは下がります。ただ、DAW向けでは、ノイズが出にくくなるようです。特に高解像度のモニタを、複数使用している場合など、その分、画面の描画が多少もたる場合が、あるかもしれませんが、効果はあるようです。
(Landscapeさん情報ありがとうございます)


セキュリティセンターを無効にする(SP2以降)


1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [セキュリティセンター]です。

2.左下(赤い囲いがあるところ)のセキュリティセンターからの警告の方法を変更するをクリック。

3.警告の設定で、すべてチェックを外しOKを押します。

Windowsファイアウォールなどを無効にする前に、通知が鬱陶しいので、先にセキュリティセンターを切っておきます。完全に停止させる場合は、サービスのSecurity Centerを停止の上、無効にしてください。


Windowsファイアウォールを無効にする(SP2以降)

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [Windowsファイアウォール]です。

2.無効を選択しOKを押します。

以前からWindowsファイアウォールはありましたが、SP2からのデフォルトで有効になりました。ファイアウォールとしての機能もイマイチですので、別途ファイアウォールを入れている方など無効でもいいかもしれません。完全に停止する場合は、サービスのWindows Firewall/Internet Connection Sharing (ICS)を停止した上で、無効にしてください。


システムのタイマーを変更する(Dual Coreユーザ対象)

このチューニングは、一歩間違うとOSが起動しなくなる可能性がありますので、行う場合は細心の注意を払ってください。
基本的にAthlon64 X2などDualCoreユーザ対象のチューニングです。NorthWoodCore以降のPentium4など、Hyper-Threadingが有効になっているCPUで、問題を抱えているユーザにも改善の効果あることがあります。

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [システム] -> [詳細設定]タブ -> [起動と回復]です。

2.編集ボタンを押します。

3.メモ帳でBoot.iniと言うファイルが開くと思いますので、下記の文字を半角スペースを空けてから末尾に追加しセーブした後、OSを再起動してください。(スペースは必ず半角です)なお、Boot.iniは、大文字と小文字の区別はしません。

/usepmtimer

multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Windows XP " /fastdetect /usepmtimer
と言うような感じです。

Athlon64 X2などDEPが有効の場合/NoExecute=OptInが入って/fastdetect /NoExecute=OptIn /usepmtimerと言う感じになることもあります。

Boot.iniはシステムファイルとして保護されていますので、通常は見えませんが、C:ドライブの直下にあります。

DualCoreのCPUはSingleCoreOpteonなどと比較して、低レイテンシに弱い傾向があります。OSの起動オプション/usepmtimerを付ける事によって、低レイテンシ時の動作が改善することがあります。


DEPを無効にする(SP2以降)

このチューニングは、以前Digidesignなど切るように指定してあったのと、一部のNVIDIA6600系などのビデオカードでは切っておかないとダメなものもありますので、お手軽チューニングに挙げています。ただし一歩間違うとOSが起動しなくなる可能性がありますので、行う場合は細心の注意を払ってください。DEPはAthlonXPやNorthWoodCoreのPentium4など少し古いCPUはSP2を入れても、対応していないためこのチューニングは必要ありません。

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [システム] -> [詳細設定]タブ -> [起動と回復]です。

2.編集ボタンを押します。

3.メモ帳でBoot.iniと言うファイルが開くと思いますので、以下のところを編集しセーブした後、OSを再起動してください。なお、Boot.iniは、大文字と小文字の区別はしません。

/NoExecute=OptIn
上記を下記に変更
/NoExecute=AlwaysOff

Boot.iniはシステムファイルとして保護されていますので、通常は見えませんが、C:ドライブの直下にあります。

Athlon64やOpteronなどのCPUで、SP2からデータ実行防止という機能が付きました。ウイルスやワームの実行を阻止することができる機能の一つで、それだけセキュアになるのですが、あまり行儀の良くないアプリケーションが、高速化のために使う技術でもあるので、場合によっては正常なプログラムであってもDEP機能によって実行が中断させられてしまうことがあります。DAW専用機ならDEPは切っても問題ないでしょう。

起動オプションが、AlwayOffになっておりました。正しくはAlwaysOffになります。お詫びと訂正させていただきます。なお無効な起動オプションは無視されるので、AlwayOffで設定されていた方は、DEPが無効になっておりません。改めてAlwaysOffに変更してください。


仮想メモリを設定する

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [システム] -> [詳細設定]タブ -> [パフォーマンス] -> [詳細設定]タブ -> [仮想メモリ]です。

2.カスタムサイズで初期サイズと最大サイズを同じ大きさに設定します。設定値の最適なサイズは諸説ありますが、一般的には物理メモリの100%〜150%で良いと思います。

ページングファイルが断片化すると、パフォーマンスが落ちてしまいます。原因は最大サイズまで拡張が許可されているためで、初期サイズと最大サイズを同じ値にすることで、断片化を防ぎます。デフォルトでは、初期サイズは、物理メモリの150%、最大サイズは250%になっていると思いますが、これを同じ値に合わせて下さい。左のものは物理メモリ1GB(1024MB)のマシンでページングファイルのサイズを1024MBにしています。


自動時刻合わせを止める

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [日付と時刻] -> [インターネット時刻]タブです。

2.[自動的にインターネット時刻サーバーと同期する]のチェックを外してOKまたは適用を押してください。

WindowsXPは、定期的に時刻をインターネット上にあるタイムサーバーにアクセスして、正確な時刻に合わせます。インターネットに接続していて、正確な時刻でないと困る場合を除き、無駄に動きますので、DAW向けにはOFFでも構わないと思います。


デスクトップのクリーンアップを止める

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [画面] -> [デスクトップ]タブ -> [デスクトップのカスタマイズ] -> [全般]タブです。

2.[デスクトップのクリーンアップ]の[60日ごとにデスクトップクリーンアップウィザードを実行する]のチェックボックスをはずしてOKを押してください。

60日ごとに、デスクトップ上にある、使用頻度が低いショートカットを整理しようとします。余計なお世話ですので、DAW向け以外でも切っておいて良いと思います。


休止状態を無効にする

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [電源オプション] -> [休止状態]タブです。

2.[休止状態を有効にする]のチェックボックスを外してください。

休止状態が有効になっていると、仮想メモリとは別に、実装されているメモリ分をディスクに確保します。例えば1GB物理メモリを実装しているならば、1GB分余計にハードディスクの容量を確保しますので、ノートPCなどさほど大容量でない場合は切っておいて良いと思います。ただノートPCは動いている状態で蓋を閉めた場合、休止に入るものもあるかもしれませんので、その場合注意が必要かもしれません。デスクトップの場合でも、今となっては1GBは大した容量でもありませんが、DAW向けには休止自体必要ないと思いますので、切っていても良いと思います。


エラー報告を止める

1.[スタート] -> [コントロールパネル] -> [システム] -> [詳細設定]タブ -> [エラー報告]です。

2.[エラー報告を無効にする]にチェックを入れて[重大なエラーが発生した場合は通知する]のチェックを外してください。

WindowsXPは、エラーが発生しアプリケーションが落ちた場合、Microsoftにエラー内容を報告します。どういった内容でクラッシュしたかを集積し、今後のSPやパッチの参考にしWindowsの安定を図るためにある機能ですが、これも無駄な機能と言えますので、切っておいて良いと思います。


ユーザの簡易切り替えの停止

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[ユーザーアカウント]-[ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する]で起動します。

2.[ユーザーの簡易切り替えを使用する]のチェックを外してオプションの適用を押してください。

WindowsXPでは、ユーザーの切り替えをログオフせずにすることが可能です。この機能を実現するために少しリソースを予約しますので、DAW向けでは1つのアカウントで作業するのが普通だと思いますので、切っておいて良いでしょう。サービスでFast User Switching Compatibilityを切っている方は、この作業は必要ありません。英語版では、ユーザーの簡易切り替えをFast User Switchingと言っています。


Windows Messengerを停止

1.[スタート]-[すべてのプログラム]-[Windows Messenger]で起動します。

2.[ツール]-[オプション]-[設定]タブのWindowsの起動時にこのプログラムを実行すると常にこのプログラムで実効するの チェックを外してください。

確か英語版は、デフォルトで常駐設定にはなっていないのですよね。


バックグラウンドサービスにする

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[詳細設定]タブ-[パフォーマンス]-[詳細設定]タブです。

2.プロセッサのスケジュールをバックグラウンドサービスにしてください。

プログラムに優先を与えたほうが、良いような感じがしますが、DAWはサウンドカードとの連携も大切で、表面上で動くアプリケーション例えばNuendoやCubaseなどに優先が高くなりすぎると、サウンドカードの割り込みが厳しくなります。表面上のアプリケーションの優先度が下がりますので、ちょっと動きがもっさりするかもしれません。

このスケジュールは、一応レジストリからも詳細に設定できますが、下手するとDAWアプリケーションが正常に動作しなくなりますので、レジストリチューニングでも取り上げていません。わかる人だけに、プログラムは38でバックグラウンドサービスは24です。

プロセッサのスケジュールとなっていますので、プロセスの優先順位と思われるかもしれませんが、これはCPU時間の割り当てですので、プログラムにCPU時間の優先を多く持っていかれると、ドライバなどの割り込みが厳しくなると言うことで、DAWはサウンドカードとの協調が大切ですのでバックグラウンドサービスの方が良いです。

Athlon64 X2などDualCoreのシステムは必須のチューニングです。これを行わないと、特に低レイテンシ時にノイズが乗ることがあります。

※UAD-1ユーザの方はメモリ使用量の項目がシステムキャッシュになっているとドライバが正常に動作しませんのでご注意ください。

※ATIのRADEONシリーズを使用されている方は環境によってはバックグラウンドサービスにするとファイルシステムの書き込み遅延エラーで最悪OSが破損する場合がありますのでご注意ください。
※もし遅延書き込みデータの紛失というエラーが出た場合の対応ですがレジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Control\Session Manager\Memory Managementの
System Pagesというエントリを DWORD値 0xFFFFFFFF(16進)にすることによって回避することが出来ます。通常起動でエラーメッセージが出る毎にファイルが壊れる危険性がありますので設定を戻すにしてもレジストリ変更にしても、セーフモードで行ってください(通りすがりさん情報ありがとうございます)


リモートデスクトップのサービスを停止

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[リモート]タブです。

2.このコンピューターからリモートアシスタントの招待を送信することを許可するのチェックを外してください。

Professionalのみの機能なのでHomeにはないと思います。


システムの復元を無効にする

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[システムの復元]タブです。

2.すべてのドライブでシステムの復元を無効にするのチェックを入れてください。適用またはOKを押すと「システムの復元を無効にしますか?」と聞いてきますので「はい」を選択してください。

システムの復元を有効にしていれば指定した状態に戻せますのでシステムが安定するまでは切らないほうが良いと思います。

 


Windows Updateを停止

(SP2以降の画面)

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[自動更新]タブです。

2.コンピュータを常に最新の状態に保つのチェックを外してください。

DAWも含めて1台でインターネットにも接続している場合は定期的に手動でWindows Updateに接続しましょう。WindowsXPはアイドル時(なにもしていないとき)にWindowsUpdateのチェックをしますが、自動にするとこちら側では予期しないときに裏で動作することがあるかもしれませんのでDAW操作中に動いてもらうとCPUパワーを取られますので特に高負荷時ぎりぎりで動いている状態の場合、問題が起こるかもしれません。


システムのサウンドを停止する

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[サウンドとオーディオのプロパティ]-[サウンド]タブです。

2.サウンドの設定をサウンドなしにします。

サウンドカード次第なのですが、システムで使用するサウンドは、WindowsXPでの起動音などシステム音は32kHzですので、起動時に鳴った周波数にロックされてその後44.1kHzなどが音がまともに出ないということがあります。一番まずいのはDAW操作中にシステム音が出ることでプロジェクト上の周波数とは違うものを鳴らそうとしますので、システム音を切ることは基本です。デジタルで他の機器と接続している場合は絶対切って下さい。


Lunaを外す

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]-[詳細設定]タブ-[パフォーマンス]-[視覚効果]タブです。.パフォーマンス優先にチェックを入れてOKを押します。.しばらくするとWindows2000風のテーマに変わります。

2.スタートボタンを右クリック-プロパティを選択してください。

3.タスクバーとスタートメニュのプロパティを開きますのでクラシック[メニュー]にチェックしてください。

4.以上のようにすると一番下のような感じになります。スタートバーのWindowsXPと書いてなければWindows2000とぱっと見た感じ違いがわからないかもしれません。

Lunaとは、WindowsXPで登場したインターフェイスの名称(テーマやスキンと言われています)です。視覚効果のカスタムにチェックを入れると、個別に機能をカスタマイズできますので、いろいろ試してみてください。

完全にLunaを外すには、サービスでThemesを止めないといけませんが、ここではふれません。もし完全停止したい場合は、サービスのThemesを無効にしてください。

 


スクリーンセーバーをオフにする

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[画面]-[スクリーンセーバー]タブです。もしくは画面上のなにもないところで右クリック-プロパティでも出せます。

2.スクリーンセーバーをなしにしてOKまたは適用をおしてください。

意外にスクリーンセーバーは、重たい処理ですので、DAWは3DのCGみたいにレンダリング待ちと言うのがありませんので、特に切らなくても良いのですが、スクリーンセーバーから復帰するときにもっさりしたり、煮詰まってアレンジウインドとにらめっこしていたら、突然スクリーンセーバーが動いてびっくりするかもしれませんので、切っておいても良いかと思います。


電源を常にオンする

1.[スタート]-[コントロールパネル]-[画面]-[スクリーンセーバー]タブ-モニタ電源の電源ボタンです。

2.電源設定タブで電源の設定を常にオンにしてOkまたは適用を押してください。

モニタの電源を切るのは、上記でスクリーンセーバーを切っていますので、そのままずっと放置しておくと画面が焼きついてしまいます。ですので、30分後とかに設定しても構わないと思います。ただハードディスクの電源を切るは「なし」にしておいてください。突然のスリープやスタンバイを避けるためですが、ハードディスクは回転を始めるときと止めるときが一番負担が掛かり、本体の寿命にも影響しますし、まだディスククラッシュするのは、このタイミングが一番多いです。

とりあえずはこれで良いと思います。その他のトピックは今後増やしていくかもしれませんがこれ以上はレジストリチューニングや不要サービスの停止などになることが多いです。

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